
新築で家を建てたあと、憧れのマイホームと同時に付き合いが始まるのが住宅ローンです。
最初は「もう贅沢言わない!身の丈にあった予算でいい!」と心に固く決めていても、打ち合わせを重ねるごとにドンドン見積金額が膨らんでいくのが住宅あるあるです。では、そんな住宅ローンとはどう付き合っていけばいいのでしょうか。
先人が残した知恵にしたがえ!住宅ローンの支払いがキツイなら?
先々のローンが不安で、契約前から支払いを減らす方法を考えていませんか?「これを削れば…」「いやでもここはどうしても譲れない」と、あーでもないこーでもないを重ね、困り果てて一揆を起こす前に先人の知恵を思い出してみましょう。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」
そうです。
「ローンの支払いがキツイなら固定費を押さえればいいじゃない!!!!」
現在発生している固定費を押さえれば、月のトータル支払いを抑えることができる=住宅ローンの支払いも楽になりますよ!
スマホを格安SIMにすればいいじゃない
まず毎月発生している固定費で削減の余地があるのは、通信費。
「現在使っている携帯会社のキャリアはガラケー時代からそのまま引き継いだ」「なんとなく容量大きい方がいいかなって思うから64GB以上」
そのような契約内容だと、月平均スマホ代だけで1万円は軽く超えてしまいます。夫婦で似たような契約内容であれば2万円。
でも考えてください。
本当にそんなに容量使っていますか?今の携帯電話会社にこだわらなきゃいけない理由って?
格安SIMに乗り換えれば月の利用料金は平均3,000円台で収まります。もちろん番号はそのまま。今まで夫婦で2万円発生していた料金が6,000円になったと仮定すれば月の差額14,000円。年間に換算すると168,000円!!
特にキャリアにこだわりがないという人は、検討の余地ありです。
死亡保障は団信があるじゃない
生命保険も何となく言われるがままに、契約していませんか?
住宅ローン契約には、団体信用生命保険(団信)が、セットになっています。団信はどの契約でも「契約者が他界した場合には、住宅ローンの残債チャラですよ」という内容が基本です。
生命保険の掛け金は、死亡保障を手厚くしていると高くなる傾向にあります。団信は加入料無料のところがほとんどですから、現在の保険内容を見直すと、月の支出を押さえることが可能に!
「でも持病があるから」という場合には、持病があっても入りやすい「ワイド団信」を取り扱っている銀行を住宅ローンの融資先にすればいいのです。
病気や事故で入院した際にも、住宅ローンの支払いが免除になる団信も増えてきています。
融資をお願いする銀行は金利だけで判断せずに、どんな団信を取り扱っているのかも事前に確認しておくといいですね!
まとめ
「節約しよう!」と、金額を調整しやすい食費から節約をする人が多いのですが、そこ数百円でキリキリするよりも、今まで支払って当たり前だったという固定費節約に目を向けたほうが、大きく節約できます。
節約した分のお金を住宅ローンの支払いに充てれば、夢を諦めることなく理想どおりの住宅を手に入れる事も不可能ではありません。余剰金を一部繰り上げ返済できれば、家計にも余裕が生まれますよ。