我が家にとって無理のない住宅購入予算っていくらなんだろう

LIFE PLAN

金融商品を扱う企業がよく言う「無理のない支払い計画を」「ご利用は計画的に」というワード。

住宅ローンだって金融商品ですから、まさに「ご利用は計画的に」が大原則なんです。しかし「我が家にとっての無理のない範囲での支払い」が、いくらなのかは、どこにも載っていません。

住宅ローンを無理なく返済できるかの基準は、月単位の支出計算ではなく、年単位しかも未来に渡っていくら最低支出があるのかを計算する事が重要なのです!!

1年の最低支出+特別費用支出をおおまかに確認

家計を預かっている人であれば1カ月単位の支出はおおよそ把握していますよね。

まずは月単位ではなく、年単位で支出の計算をしてみましょう!

とはいえ、何をどう計算していいのか疑問です。

ここで「年間の支出を計算して、特別出費と固定費に分けて」などの説明をゴチャゴチャするよりも、仮の4人家族を例にしてみていきましょう。

【家族構成】
父…35歳 年収300万円母…32歳 年収100万円子…5歳子…3歳

【月の支出金額を計算】

最低でも家族が暮らしていくために出ていくお金は225,000円と出ました。

ここで終わってはいけません。

月の支出金額はあくまで「何もイベントなどのイレギュラーがなかった月」の計算です。ここからイベント代や特別支出を計算していきます。

1月…家族の誕生月、お正月のお年玉や帰省費用など
2月…バレンタインデーなど
3月…ホワイトデー、進級、進学準備用品
4月…進学、進級で不足していた物の買い足しなど
5月…大型連休レジャー費、税金支払い、母の日など
6月…父の日など
7月…夏休みレジャー費、給食がなくなる場合は食費もアップ、お中元購入など
8月…夏休みレジャー費、帰省費用など
9月…敬老の日、シルバーウィークレジャー費など
10月…ハロウィンなどのイベント
11月…七五三など
12月…お歳暮、帰省費用、クリスマスなど

これらを、おおよその金額でも構いません。あくまで「この部分にはこのくらいの予算だろう」という金額を出していきましょう。ここでは仮に30万円としておきます。

いよいよ見えてくる本当の支出金額

さあ計算してみましょう。

年収400万円(夫300万妻100万)-(225,000円(月の最低支出)×12カ月+30万円(イベント代など))=100万円

年収から支出額を引いて、残ったお金が単純に預貯金に充てられる金額となります。この時点で「いやもうカツカツ」「むしろマイナス…」というご家庭は、抜本的な節約を見直す機会です。

住宅を購入してからは今の支出プラス固定資産税などの税金がプラスされます。そこを考慮して予算を決めていくといいでしょう。

子供がいる家庭ならば進級、進学などの教育資金を確認

 

 

 

子どもがいる家庭で避けて通れないのが、進級・進学の準備金などの教育資金です。「いや義務教育の間はそんなにかかんないでしょ」と思っているのならば要注意。

例えば小学校進学時には、ランドセル代や制服代、体操服代などで最低10万円。
中学進学も同様で、制服代や通学バック、副本などの購入で最低10万円は必要になってきます。

よく聞きますよね。

子供は手がかからくなったら、お金がかかるって。まさにそれです。

学年が上がるたびにドンドンお金が必要になってきます。クラブ活動を始めればクラブに必要な道具一式、塾代、受験シーズンになれば塾でも合宿が行われますので、通常の塾代に合宿代の10万円が上乗せされて請求が入るという地獄の出費コースが待ち構えています。

教育に必要な費用はある程度予測して備えておく

ここもややこしいので仮の子どもたちに登場してもらいましょう。

子…5歳子…3歳(2018年現在)

・2019年…子…6歳(小学校入学準備金10万円)子…4歳(幼稚園入園準備金10万円)
・2021年…子…9歳(部活動費用)子…6歳(小学校入学準備金10万円)
・2024年…子…12歳(中学校準備金10万)子…9歳(部活動などの費用)
・2027年…子…15歳(高校進学費用(30万円プラス塾代など)子…12歳(中学校準備金10万円)

下の子どもが義務教育期間であっても、この程度のお金は最低飛んでいくと仮定した場合、2027年、親にとっては出費地獄の年になります。

そのため事前に「この年にこの程度のお金が必要になるから」と逆算し、今のうちから貯蓄をしておいた方が慌てずにすみますよ。

まとめ

住宅ローンの予算を組むときに、単純に今の家賃と同額の試算ではマイナスになってしまいます(固定資産是などの支払いが今後は加算されるため)。

そのためまずは現在の家賃よりも抑えたローン返済金額であること、そして、将来にわたり必ず必要となる支出を今から計算し、貯蓄に回せるお金がどの程度あるのかをしっかりと計算しておくことで「こんなはずじゃなかった…」という失敗を防げます。

家計を見直すチャンスです!ぜひ夫婦で一度、我が家のお金について情報を共有しあう時間を作ってみてはいかがでしょうか。

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