住宅ローンの複数借入はあり!?希望予算を諦めない方法とは

LIFE PLAN

住宅ローンの審査は通った。でも希望する金額ではなかった…。他人事ではありませんよね。

「違う銀行に申込みをしても、同じ結果かもしれない」
「そもそも先に申込みをした履歴は残っているから、こんな短期間にまた申込みをしたら申込みブラックになって余計に審査が不利になるかも」

と、色々考えてしまいます。

もし不足分を補ってくれる金融機関があればいいのですが、そんな都合のいい金融機関は存在するのでしょうか?また借入先が複数になっても問題ないのでしょうか?

借入先は複数でもOK

結論から先に言うと、借入先は複数あっても問題ありません。

例えばメインバンクで足りない分を、住宅金融支援公庫(民間の金融機関と政府が出資)の長期固定金利住宅ローンフラット35で借入するのもアリです。

フラット35は基本的に、通常の銀行で貸付が困難である場合に、直接融資を行っています。

しかし、昨今では完済まで同じ金利で契約できるという安定感から、通常の銀行ではなく最初からフラット35で申込みをする人も増えているのが現状です。

フラット35の審査申込みは銀行窓口ですから、一緒に申込みをしておけばフラット35の審査はメインバンクの審査がおりるまで保留扱いになります。

審査結果後、やはり不足しているのでフラット35の審査も進めて欲しいとなれば、そこから審査が開始されます。

フラット35の審査に落ちたらカードローン?

フラット35も必ず審査があるので申込みをしても残念な結果になることだってあります。

手に入らないと分かれば余計に欲しくなるのが人間のサガ。

どうにかして不足分の借入を!!と方法を模索し、金利の低いカードローンやフリーローンならいいんじゃないか!って思いますよね。

でもやめておいた方がいいでしょう。

やめておくべきというよりも、審査にとおる可能性が極めて低くなります。

なぜカードローンやフリーローンの審査にとおりにくいの?

住宅ローンで借りる金額が10万円程度であれば、別に不足分はカードローンを活用したって問題ありません。しかしすでに住宅ローンで何千万円という大金を借りる訳です。

例えば、元々の希望借入額は3,000万円、しかし審査の結果融資されるのは2,500万円という結果だったとしましょう。

そこで不足分500万円をカードローンで借りるよう申し込みを行います。

まず審査に通りません。

自分の身で置き換えれば分かりやすいのですが、顔も知らない人に「500万円貸して。住宅ローンが予算よりも足りなかったから」と言われたらどのような心証を持つでしょう。

「え?住宅ローンで予算が足りなけりゃ貯まるまで待てばいいやん」
「住宅ローン金利と比較するとカードローンの方が明らかに高いのに。なんでそんなに切羽詰まっているんだ」
「ちょっと計画性に乏しいから見送るか」

ってなりません?

特に新規の取引ですから、申込者が本当に返済を行えるのかすら未知数です。どんなに収入が高くて属性が良くても、銀行が望むのは安定性です。最初から500万円という高額融資を行う銀行は皆無だと思っておいていいでしょう。

二重契約になると月の返済金額で家計を圧迫

500万円まではいかずとも、100万円借り入れたとしましょう。カードローンの金利は融資金額が低ければ高めに設定されます。金利は各銀行によってバラバラですが、100万円を借りた場合の平均金利10.0%と仮定して計算を行います。

【住宅ローン返済金額】
2,500万円((35年ローン、頭金なし、固定金利1.0%)…月の返済金額70,571円

【カードローン返済金額】
100万円(金利10.0%、5年返済予定)…月の返済金額21,247円

住宅に関する借入だけでも月91,818円となります。約10万円です。家計に多少なりとも影響を及ぼす金額ではないでしょうか。

また返済日も返済先も異なりますから、返済管理がしにくくなってしまうというデメリットもあります。

そのため、不足分の借入先としてカードローンやフリーローンは不向きと言えるでしょう。

まとめ

住宅ローンの平均金利は変動で約1.5%(2018年11月現在)、対してカードローンの平均金利は10%前後ですから、約10倍も金利だけでも差がでます。

金利が高い=支払う利息も高くなるという事ですから、安易に手をだすべきではありません。もし予算よりも低い融資金額だったとしても、固定費を削減したりなどの方法は残っています!

むやみに借入先を増やすよりも、まずは削減できる項目を見つけてみてはいかがでしょうか。

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