住宅購入の頭金平均は物件価格の2割!?貯められる気がしない

LIFE PLAN

住宅ローンを組むときに必ず聞かれるのが「頭金はおいくらほど?」という問いです。もう頭金ありきで話を振られている訳ですから、ここで「いえフルローンで」って、なかなか言い出しにくいものです。

頭金の平均金額は物件の2割程度が相場となっています。てことは2,000万円の物件ならば400万。

…貯められる気がしねええ!

そもそも頭金って本当に必要なんでしょうか?頭金を入れて得する事はあっても損をすることはないのかも合わせてみてみましょう。

なんで頭金が必要なの?

単純な疑問ですよね。一括で支払えるお金がないからローンを組むのであって、なんでわざわざ頭金なんて準備しなきゃならないんだと。

頭金を入れておくことのメリットは、頭金の分だけ借入れ金額をおさえられることです。

例えば2,000万円の物件に対し、頭金0円と、1,000万円入れた場合、どちらが借入れ金額を押さえる事ができますか?という算数の問題のようなものです。

借入金額が少なければ、その分月の返済金額を押さえることができるので、余裕ある生活を送れるという事で、頭金は多めに!!という流れになっています。

ローン審査にも有利

頭金を多く入れる事で得られるメリットがもう1つ。住宅ローン審査で有利に働くことがあります。

審査で確認される項目は、年収や属性、信用情報機関での情報、そして返済比率です。返済比率とは何ぞや?の話はややこしくなるので、ここではとにかく、返済比率を下げたほうが審査に有利だと認識していればOK。

頭金を多めに入れる事で返済比率は下がります。

また審査する人に対し、いい心証を与えることが出来ます。

では少し審査する保証会社の人の気持ちになって想像してみましょう。

顔も素性も知らない人に何千万円の融資をする訳です。いくら住宅を担保に取るとはいえ(住宅ローンを組んだら、必ず申込先の銀行が抵当権をつけます)、あまりにも高額で震えてきませんか?

そんな時「頭金ある」となれば、少し申込者がの印象がよく見えてきます。その金額が多ければなおさらですよね。

「おおお!!こんな大金貯金できてたんだ」「金銭感覚しっかりしてそう!」って思いません?要はそこです。

頭金の有無1つで審査結果が変わることはありませんが、あったほうが心証はよくなります。

でも頭金やら貯めきらん!!頭金貯める前に定年を迎えてしまいそう!

頭金は出した方がいい。しかも多めに。分かっていても「そがん貯める前に定年を迎える」「貯めきれる気がしない」という人の方が意外と多いものです。

また中には、あえて頭金を出さないと選択する人もいます。

実は頭金ってそんなにこだわる必要ないんです。むしろ出さない方がお得になる事も。どういう事なのでしょうか?

忘れちゃいけない住宅ローン控除

住宅ローンを組むと、税金が控除になる「住宅ローン控除」を受けられます。これも年収などで細かく分けられていてややこしい話なので、とにかく住宅ローンの年末残高×1%=控除額だと覚えておけばOK。

要は、年末に残っている住宅ローンが多ければその分、税金も多く控除になるという話です。そのためあえて頭金を出さずに住宅ローンをフル活用している人もいます。

住宅ローン控除は購入後10年間と決まっていますから、それまでに貯金を少しずつ増やし、控除がなくなる11年目に繰り上げ返済を行えば、実質頭金を入れたことと同じになります。

住宅ローン契約は意外と現金払いが多い

住宅ローン契約は、署名捺印のみでおしまい!ではありません。抵当権を設定するために司法書士に支払ったり印紙代を払ったり、とにかく現金支払いが多いのが特徴です。

頭金を重視するあまり現金が足りず、借金…となれば本末転倒です。

そのためある程度現金は手元に置くことをおすすめします。

まとめ

あとは個人の判断なので、一概に「頭金をいれるべし!」「いや!無駄だ!!」とは誰も明言できません。1つだけ言えることは無理に入れなくても特に問題ないですよ。という事実。入れなくても控除をフルで活用できるというメリットも存在しますから、家族でよく話し合ってみるといいでしょう。

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