
「持ち家に憧れはするものの、いつ辞令が出るのか分からない状態なのが転勤族ですよね。特に夫婦共に全く縁もゆかりもない土地で持ち家を建てる、という選択肢は皆無に近いものです。
しかし転勤族だからこそ、資産形成の一環として考えておきたいのがマンションオーナー。
万が一転勤になったとしても、家賃収入を得る事ができます。でもなんで転勤族がマンションオーナーに向いているの?気になる3つの理由を見てみましょう。
転勤族がマンションオーナー向きの理由①第三者の目線を持てる
地元の事は地元の人が一番よく知っている、それはごもっとも。
でも土地勘のない転勤族だからこそ、本当にそのエリアには価値があるのかを冷静に見極める事が可能ではないでしょうか?
例えば、公共交通機関。
長年その土地に住んでいる地元民は「まあこれが普通」と、何も疑いもしないものです。一方、転勤族は様々な都道府県の交通事情を知っているからこそ、本当に便利なエリアなのか見極めることが出来ます。
その冷静な目で見て、納得できたマンション=価値があり、店子(たなこ)が途切れずに入居する=家賃収入が長期間入る、という図式ができるのです。
転勤族がマンションオーナー向きの理由②貸せる家が分かる
先に話したように、転勤族は冷静に本当に価値があるのかを見極める力を自然ともっています。
同じ熊本でも、ずっと熊本市内に在住している人と、この春初めて熊本市に居住する人との違いのようなものです。
賃貸マンションは、熊本市外出身者が借りる事が多いので、同じ目線でマンションを探す人の需要に沿う事ができます。
転勤族がマンションオーナー向きの理由③単身赴任はお金がかかる
「でもせっかく購入するんなら、やっぱり家族で住みたい」って思ってしまいますよね。
でも、持ち家あるあるで、購入した途端に辞令が出るものなんです。
仮に配偶者1人、単身赴任という選択肢を取ったとしましょう。単身先の光熱費、食費、家族に会うための交通費が普段の生活にプラスして発生してしまいます。
単身赴任って案外お金がかかるものですから、「子供に転校させたくない」などの事情がない限り、共について行くのが金銭面で考えるとマストでしょう。
ついて行けば精神的な負担はあるものの、家賃は会社が補助する企業がほとんどです。
貯蓄金額の範囲内で購入できるマンションであれば、月の支出は今まで変わらないまま、マンションという資産は手に入れる事ができるのです。
まとめ
熊本市で中古マンションでもワンルームであれば300万円程度で購入可能です。
もし、住宅ローン減税目的で住宅ローンを組もうと考えているのなら要注意!住宅ローン現在は借り主がそのマンションに居住することが条件なので、対象外となってしまいます。そのため預貯金でまかなえる程度の金額で、購入を検討することをおすすめします。