「本当に家を買えば幸せになれんのか」って悩みだしたら朝が来てしまう事ってよくあるよね

LIFE PLAN

「家を購入する(建てる)」って、ある日突然思いつく訳ではありませんよね。

例えば、会社の同僚や地元の友人が「家建てた」って聞いたことがきっかけとなり「そういや今のアパートじゃ手狭かなあ」とか「家賃勿体ないよねえ」など、次々と「購入してもいいんじゃないか」っていう理由が生まれてきます。

しかし、そこでワクワクするポジティブさんもいる一方、「ああああ…なんか勢いで家買うとか言ったけどマジで支払いできるのかな」と、1人布団の中でモヤつき、気づけば朝を迎えてしまうネガティブさんだっている訳です。

そこで今回、究極の問題「果たして家を買えば幸せになれるのか」について検証してみたいと思います。

持ち家を持つメリットって何だろう

家に限らず、何かしら有価物を手に入れた時って、恐らくその商品が自分の手元に来たときが最大のピークなんじゃないかって思うんです。

持ち家ならカギを貰って新居に足を踏み入れた瞬間です。

そこで子供に「パパしゅごい」って笑顔で言われた日にゃ「うおおおおお!!!一生この家と家族を守っていくぜ!」となり、気分も最高潮に達します。

人生においてさほど多くはない、このテンションを得られるという事も、メリットとも言えます。

家賃より安価に抑えられることもある

賃貸時に支払っていた家賃よりも、住宅ローンの支払い金額の方が安くなることだってあります。

しかし、この支払い金額に関しては皆が皆、得られるメリットという事ではありません。

最初から最後までブレることなく当初の予算を死守してきた、節約意識が高い賢者にこそ与えられるメリットなのです。

多くの住宅メーカーでは最初の見積予算よりも、最終的な見積金額が上がる傾向にあります。日々の買い物であれば100円どころか1円単位で安く購入したいところなのに、なぜか住宅の見積もりに関しては、当初から100万円単位で上がっていても「まあでも仕方ないよね」ってなっちゃいます。

あれ何なのでしょうね。あまりにも非現実的な数字ばかりなので、感覚がおかしくなってきちゃうんでしょうか。それともゼロの数の多さに目がゲシュタルト崩壊を起こすのでしょうか。

何にしても「まあ当初予算よりはオーバーしたけど、住宅ローンの支払い金額は千円も変わらないし。OKでしょ」って、どんどん値上がりする人が多いのが現実です。

しかし、そのような誘惑にも負けず「現在の家賃よりも低いのが絶対条件!」と確固たる思いで実行に移した人は、現在の家賃よりも安価な支払い金額で持ち家を入手することが可能です。

夫婦が同じ方向を向いて一致団結できる

夫婦と言えども個々の人間ですし、なかなか同じ方向を向いて一致団結する機会ってありませんよね。

唯一あるとすれば、運動会の朝くらいでしょうか。夫婦の一致団結感。

早朝からまず夫婦で天気を確認、天気が微妙だろうが何だろうが母親が弁当を作り、その間に父親は場所取り。子どもを起こし朝食を食べさせ、父親は場所取りの成果報告。

「よしでかした」「では出陣」と子供を送り出す…っていうあの一致団結感ですね。

家を建てるとなれば、あの比ではないほど夫婦の一致団結感が得られます。

予算編成会議から始まり、土地探し、どこの住宅メーカーがいいのか、最終的にはどちらの名義でローンを組むのか。ローンに通ったらどのような家を建てるのか、など2人で考える項目は山ほどあります。

だからこそ夫婦で役割分担をして「家を建てる」という目標に向かい、一致団結をすることが出来ます。

持ち家を持つデメリットは想定外のトラブル

何事もメリットがあればデメリットも存在します。持ち家だって然りです。

持ち家を持つデメリットと言うと「住宅ローンが支払えなくなれば、即座に住む家がなくなってしまう」と思う人が多いのですが、それは賃貸も同じです。

家賃が支払えなくなれば強制退去もありますし、家賃保証会社を介して契約をしていたのであれば、家賃保証会社が立て替えた家賃未払い分の督促が入ります。

確かに住宅ローンは大きな問題ですが、大したデメリットではありません。本当に気にすべきデメリットは想定外のトラブルなんです。

ご近所さんに変な人いたら困る

平成も終わろうとするこのご時世でも、まだご近所トラブルってよく聞きますよね。どうしても新しく越してきた人は新人扱いですから、どんなに相手が理不尽な事をしていたとしても、なかなか立場が弱いものです。

また日本人特有の「隣近所とは仲良くしなきゃ」という気持ちから、自分1人だけがガマンしてしまうという事も珍しくはありません。

一見して「ああここゴミ屋敷ばい」と分かりやすい住居であれば、下見の段階でも気づきますので、避ける事は出来ます。

しかし、表面からは分からないのが人間関係です。

歴史ある町には暗黙のルールが存在することもありますので、可能ならば不要なトラブルを避けるために、土地は皆がほぼ同時期に家を建てる分譲住宅地を選んだほうが無難でしょう。

結論:家を買って確実に幸せになるとは言えないが不幸にもならない

さてここで、話を戻しましょう。

家を買う事で幸せになれるのかどうか?という事で、メリット・デメリットの話をしました。もう一度ここでまとめてみましょう。

【メリット】
・パパしゅごい
・家賃よりも住宅ローンの支払額が低くなることもある
・夫婦の一致団結

【デメリット】
・近隣トラブル怖い

何をもってデメリットと感じるのかは人それぞれですが、単に「昔ながらの付き合いがイヤ」という事であれば、分譲宅地を選べばある程度回避できます。

また皆、同じ住宅メーカーで建てる「条件付き分譲宅地」であれば、どこのご家庭もほぼ同じような収入世帯が多いものです。収入金額のみで人間性は図れませんが、似たような年収、似たような家族構成でのご家庭ならば「お互い様」という気持ちも生まれやすくなってきます。

家を買うというのはあくまで「行為」

家を買うというのはあくまで「行為」です。

家を買ったから必然的に幸せになれるとは限りません。しかし家を買ったからと言って必ず不幸せになるとも決まっていません。

つまり、自分次第なのです。「家を買う」事を最終目標としているから、モヤモヤしちゃうんです。家は買って終わりじゃありません。

いかに無理なく継続していくのかが重要になってくるのではないでしょうか。

まとめ

家を買ったあとで「ああやっぱ賃貸に戻りたい」って賃貸に戻った人ってほぼいません(もちろんゼロでもありませんが)。

単純に売却する手間やローンを考えて、なかなか実行に移せないという人もいますが、多くの人は「いかにこの家を守れるのか」という点に思考が変わっていきます。

家を購入すれば自動的にCMのようなあったかい家庭が手に入る訳ではありません。そうなるように家族で頑張っていくんです。

家を買う事で「家族の本当の幸せって何だろう?」と考えるきっかけになる事を願っています。

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