
いい歳してますが、住宅ローンって大体皆「はじめてのおつかい」状態なんです。
そりゃ本家の「はじおつ(この略し方であっているのか不安)」だったら、農家のおばちゃんに扮してスタッフさんが温かく見守ってくれているから、ほんとシャレにならないくらいのアクシデントってありません。
でも住宅ローンでの「はじおつ(ちょっと気に入ってきた)」は、誰もスタッフいませんからね。
これもうガチですから。
知らずに道に迷ってメソメソ泣いても「しょげないでよベイベー」って自分で歌うしかないんです。
道に迷いたくない。だったら指針として銀行に相談した方がいいのかな。でも銀行への相談ってもうラスボス感ありますぎて、想像しただけで震えてきません?
てか、何相談すりゃいいの?みんな誰に住宅ローンの相談してんの?
住宅ローンの相談ってみんな誰にしてんの?
勤務先や友人で、リアルに家を建てている人がいるなら、その人に相談できるっちゃできるんですけどね。
でも収入金額も違えば予算も違う訳じゃないですか。
もっと言えば、相談したい内容ってそんな上っ面な話じゃなくて、もっとディープな話だったりするんですよね。例えば「借金こんだけあるんだけど、審査通るんですかね」とか。まあそういった内容をぶっちゃけ知りたいんですよ。
でもそんなディープな話までできる人って、そんなに多くはありません。
相談相手を間違えると、ヘタすりゃ余計に情報が交錯し混乱を招く事にもなりますから、しっかりと選んでいきたい!
でも誰に相談すれば秘密も守ってくれて、適格なアドバイスをもらえるんでしょうか?見てみましょう!
住宅メーカーの人への相談って当たりはずれがある
住宅ローンの事で最も相談しやすいのは、やはり住宅メーカーの担当者です。よっぽどテレっとしている人でない限り、今まで大勢の人を審査に通していますから、何となく審査の傾向なども知っているんです。
なので、申込用紙に記載している情報から、年収や属性にあった予算なのかを瞬時に判断してくれます。テレっとしとる人には難しいですが。
これもう運みたいなもんです。
やたらできる営業マンなら結構安心できますが、それでも住宅メーカーの人の仕事って「家を売る事」ですからね。
そこは忘れちゃいけません。売るためだけに少し無理な予算でも通そうとする傾向がみられます。
銀行の住宅ローン相談会
大体どこの銀行でも土日も開いて相談できる、ローン相談窓口みたいな部門を持ってます。
熊本では
・肥後銀行ローンプラザ
・熊本銀行ローンセンター
・熊本信用金庫個人ローンセンター
・九州ろうきんローンセンター
などが展開しています。
ローン相談窓口は、土日のお休みを利用してお金のプロに相談できるんです。
でもこれって結構ハードル高くないですか?
いや、お金のプロってのは分かりますよ。でも銀行に相談行く人って、もうある程度予算とか決めて「あとは申込むだけ」的な感じじゃないですか。
そんなノコノコ行ってもそもそも何相談すりゃいいのってモジモジしちゃうじゃないですか。
ヘタすりゃ勢いに負けてその場で仮審査とかされたらって思うと、恐怖すぎません?
実際はそんな事ないんですが、まずは銀行の相談会って皆何を相談しているのか?という点から解消していきましょう。
金融機関の住宅ローン相談は資金とローンの話がメイン
相談なんですから、何を相談したっていいんです。
もう話のとっかかりが分からなければ「初めてなんで、何を相談していいのやらレベルなんです」って正直に言えば、銀行などの金融機関の窓口の人が上手に誘導してくれますから、あとはその話に乗っかるだけです。
ちなみに相談は以下の内容が多くなっています。
・いくら借りる事ができるのか
・金利がよくわからん
・「団信」ってなんね
・返済金額っていくらかね
・必要書類ってどんなの?
このような内容がメインになってきます。
しかしそこで必ず聞かれるのが「予算」そして「資産」という恐ろしいワード。
分かりますよ。
予算も資産もねーよ!!って言いたいその気持ち。
でも貸す側としても計算上、必ず聞かなきゃならないんです。でなきゃ正しい数字を出せませんからね。
窓口の人も「や、あるよね?住宅ローン組もうとしてんだから、頭金程度は持ってるよね?」的な、曇りなきマナコでこっち見てきますから、そりゃ「あっ…やっ…そんな持ってない…かな?ちょっ自分、よく貯金額とか知らんくてですね」と答えるので精いっぱいですよ。
銀行やっぱボスキャラですからね。
最初からNO装備でボスキャラのとこ行っても、ライフがあっという間に0になっちゃうか、返り討ちにされます。
意外と穴場な相談先はファイナンシャルプランナー
友人知人もダメ、銀行言ったら大やけど、じゃどこに相談すりゃいいのってなれば、意外と知られていないんですが、ファインシャルプランナーです。
同じお金のプロですが、銀行とは全く違う目線で数字を見てくれますし、何よりファイナンシャルプランナーって別に今後の住宅ローンに何の影響もありませんからね。
正直に我が家の収支を伝えても、別に悪い印象を与えて、審査に不利になるってこともありません。
現在の収入バランスをまず見て、そこから本当に無理のない予算を算出してくれます。
そして今後の人生におけるライフステージなど先を見越した数字も出してくれるので、将来「わー支払えんばい」っていう状況も防ぐことができるんです。
まったく利害関係のない人ですから、ここは正直に話して「そもそも住宅ローン組めるんですかね」っていう話から入っていけばOKです。
まとめ
誰しも住宅ローンを組むって初めての経験ですから、そもそも分からない事が分からないって人の方が多いものです。
そこで重要になってくるのは相談先。言いやすいのは友人知人や、住宅メーカーの人ですが、本当に親身になって、なおかつ的確な数字を出してくれるのはファイナンシャルプランナーです。
みらいコンシェルジュでもファイナンシャルプランナーは駐在していますから、買い物ついででもまずは気軽に相談してはいかがでしょうか。