
赤ちゃんも腰が座るようになったら、いよいよ家族と一緒にお風呂デビュー!
でも実際やってみたら本当に大変なんですよね。事前にロンパース、新品のオムツ、短(もしくは長)肌着をすべてすぐに着れるようにスタンバイし、乳液や綿棒、クシなども側に置いておくスペースも必要。
しかも一緒にお風呂に入るってことはママもびしょ濡れの状態ですから、自分の体拭きの事も考えなきゃなりません。
そのため入浴後いかに風邪をひかないように段取りよく着替えができるのかが、ママにとっては重要なミッションになってきます。
パパが常にお風呂を手伝ってくれるとも限りませんから、ここはママが1人でもトラブルなく赤ちゃんの入浴ができるよう段取りしなくちゃいけません。そこで重要になってくるのが動線。
風邪をひかせないように、入浴後赤ちゃんとママが安心できる動線アイディアを集めてみました。
数歩で浴室マジ大事
施工実例 七呂建設
「動線って言われてもピンとこない…」って人の方が大半。そんな時はキッチンを中心に物事を考えてみると分かりやすくなりますよ。例えばキッチンの隣に浴室。これなら赤ちゃんの時もすぐに寒い脱衣所からリビングに連れていってあげられます。
また玄関からお風呂場まで直行できれば、子供が大きくなって部活動での泥汚れのまま帰宅しても、リビングを通ることなくお風呂に入れるので便利です。
時間がかかる着替えはフラット和室が便利
施工実例 七呂建設
特にまだ歩けない時期ならば、着替えもフルセット事前に準備しておかなきゃいけません。そこで気になってくるのが「この着替えどこにセッティングしておく?」問題。
皆が歩き回るフローリングは衛生的に問題がありますし、ソファーの上は着替え中、突然始まる寝返りが怖い。そんな時にやっぱり便利なのがリビング横の和室。段差がないフラットタイプにしておけば、思わぬ事故も防げます。フローリングよりも柔らかいのも〇。
脱ぐ・洗う・干す・しまう・着るを一挙にできる
施工実例 七呂建設
「もうリビングに連れていかんで脱衣所で着替えはさせる!」ってご家庭も多いものですよね。そこで重要になってくるのが脱衣所の広さ。どうしても拭く時にはママがかがまなきゃいけませんから、その分のスペースも必要になってきます。
どうせスペースをとるのならば、いっそのこと収納スペースとしても活用できるほどの広さがあると便利。
脱衣場で脱ぐ・洗う・干す・しまう・着るを一挙にできるクローゼットがあれば、その場でママも着替えができるので時短にも繋がります。
NO事故!1枚引き戸が安心
施行実例 七呂建設
意外と盲点なのが浴室のドア。中折れなどはどうしても力が必要なので、赤ちゃんを抱っこしたままだとバランスが崩れやすいもの。そこで採用したいのが引き戸。力も不要なので年齢を重ねても安心して使えますし、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にお風呂に入るときも安心です。
まとめ
施工実例 一条工務店
赤ちゃんとのお風呂は短期間ではあるんですが、その時期って「いずれ終わるって言われても問題は今なんだよ!今!!」って思っちゃいますよね。思わぬ事故が発生しやすいのも、入浴時ですから赤ちゃんが安心して、なおかつママも無理がないような動線を確保しておくことが重要ですよ。
「赤ちゃんに合わせた設計って、ちょっと期間限定すぎない?」とも思いますが、大きくなっても問題なく使える動線ばかりなので、長期間使えますよ。ぜひ家づくりの参考に。