
いや~最近はやってますよね。土間。
でも「流行っているから」って自宅に取り入れるほど、ワサモンでもないし、そもそも土間なるものを一体どう扱っていいのかもよく分からない。って人も少なくありません。
確かに「なんさまコンクリだろたい?」ってな知識くらいしか持ち合わせていませんから、土間があることで一体どのような利点があるのかも分かりません。
でも土間って「こうあるべき」「こう使わないとダメ」なんて規定がないんです。つまり、使う人の用途に合わせて変幻自在する結構な優れもの。では、一体他の皆がどう土間を活用しているのか見てみましょう!
玄関入ってすぐなら雨の日も安心
施工実例 ゼスト
玄関開けたらすぐ土間玄関。これ単に見栄えの問題じゃなく、ほんと使える施工なんです。
例えば今からの時期、よくある玄関イライラポイントが雨具の保管や濡れたままの雨具をどう乾かすか問題。そのまま放置しておけばベチャベチャになりますし、衛生的にも心配。でも土間玄関ならば床が濡れたって問題ないので、傘など濡れた雨具はそのまま開いて乾かせるんです!
広さがあれば自転車やべビーカー、三輪車もそのままガサッと収納OKなのが、かなりありがたい。
気軽に言える「なら、うちくるね?」
施工実例 プラスハウジング
土間のいいところって、室内と屋外のちょうど中間地点なんですよね。なので例えば急な来客があったとしても、とっ散らかってる部屋に案内せずとも、土間で話ができるという利点も。
ゲストも「わざわざ部屋にあがるの申し訳ない」て感じることもあるので、気軽に行き来できてお喋りできる土間空間って案外コミュニティーの要になる事も。例えば幼稚園バスを送ったあとに係のちょっとした話をするとき、ファミレスや道路で立話をするよりも「ちょっと、うちにこん?土間ばってん」って言えたほうが、時短にも繋がりますし、余計な出費も減らせます。
重い家具でも土間に置けば床が傷つかない
施工実例 プラスハウジング
土間と同じくオシャレアイテムとして人気なのが、無垢のフローリング。もう人気っていうよりも、もはや定番ですよね。素足で歩いて気持ちいいし、見た目も美しいもんです。ただどうしても衝撃に弱いという側面もあるのが無垢。
家具が重ければその分、大事な床が傷ついてしまうことも。
一生その場所からその家具を動かさん!って事ならいいんですが、動かしたり買い換えてサイズが変わるとその傷が目立ってしまう事も。そこでリビングにも土間。重い家具はここに置いておけばいいんです。
床が傷つくこともないし、土間に置いておくだけで「わいさーし!あたな、シャレとんね!」って勝手にオシャレレベルが上がっていきます。
作業部屋を土間にしとけば何にだって活用できる
施工実例 エッジスタイル
ガレージでもない、居住空間でもない作業小屋ってあると便利なものの1つ。シーズンオフのものを収納するのもよし、ここでDIYするのもよし、梅仕事などの季節の仕事をするもよし。なマルチに使える空間です。
この作業小屋の床こそ土間が優秀。何に使ってどんなに汚れたとしても、味わいが生まれます。
自転車の練習や水遊びになどにも使えますから、リビングの次に家族皆が使える空間になりますよ。
まとめ
本当、土間ってなんにでも使えるんですが、もちろんデメリットだって存在します。当たり前ですが、固いので何か物を落とせばあっという間に破損しますし、仮に転んでしまったとしてもフローリングで転ぶときよりもすり傷が発生します。
なので、まだ乳児がいるというご家庭ならば十分に安全面も考慮していく必要があるでしょう。
家族構成によって使い方も利便性も変幻自在に変わる土間を一度検討してみてはいかがでしょうか。