地震や梅雨、台風も気になる。防災対策を考えた家づくりとは?

LIFE PLAN

毎日コロナの話ばかりで過ぎてしまった2020年の春もそろそろ終わり。気づけば熊本地震から4年が過ぎました。

感染症の予防に夢中すぎて、ここしばらく防災対策が後回しになりがちだった!という人も多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの感染予防は引き続き必要ですが、まもなく梅雨入りで豪雨の可能性も出てくる季節。台風だって気になりますよね。
さらには、茨城や長野などで地震が起きているニュースも目につきます。色々な災害への対策を考えてみましょう。

まずは適切な情報収集を

熊本県のサイトには「防災ハンドブック」というページがあります。

出典 熊本県

ページ内には地震・火山噴火・風水害・土砂災害など、さまざまな災害への備えが解説されています。ひととおり目を通しておきたいですね。

各種のハザードマップや「熊本県土砂防災情報マップ」なども要チェック。
また、熊本市では「洪水・高潮・地震・津波・液状化」の5種類のハザードマップがありましたが、2020年4月からは「統合型ハザードマップ」も公開されています。

自分が今住んでいる地域にはどんなリスクがあるかチェックして、具体的な対策に活かせます。

これから新築一戸建てを建てる計画がある人は、住みたいエリアについても調べておきましょう。

家の性能、何が大事?

地震、火災、強風に豪雨。備えておきたい災害はいくつもあります。

もちろんあらゆる災害に対応できたら良いけれど、万能な対策はないし、予算には限りがあります!
家の立地によって、ハザードマップなどを参考にしながら優先順位をつける必要があります。

日々の生活や資産を守ることも大切ですが、最優先は家族の命です。

一戸建てを建てることを検討している人は、どんな災害に対してどの程度の対策をしておくか、専門家に相談しながら決めましょう。
いざという時に、かけがえのない家族の命を守れる家であること。デザインや間取り以上に大切な要素です。

家の中の動線も考えておきましょう

災害はいつ起きるか分からないものです。熊本地震の本震のように、深夜に突然大きな揺れにみまわれることも。

暗い中、急いで避難しなければならなくなる可能性もあります。いざという時に家族全員がスムーズに避難できる動線にしておくことが大切です。

非常時には玄関から避難するとは限りません。リビングの掃出窓など、玄関以外の場所からでも安全に外に出られるルートを確保しておきましょう。

また、キッチンなどの水回りには、2方向からアクセスできる間取りを検討してみても良いですね。日常生活で便利なだけでなく、地震や火災などで避難する際にも役立ちます。

間取りを考える時には、非常時のことまではなかなか考えが及ばないもの。プロに相談しながら、家族構成や生活スタイルも考慮した上で安全性を確保できる間取りを目指しましょう。

玄関周りのスペースには、非常用持出袋を置く場所も確保しておくと安心です。非常用持出袋を用意していても、倉庫の奥などにしまいこんで、必要な時に出せなくなっては意味がありません。シューズクローゼットにスペースを確保するなどして分かりやすい場所に置いておき、家族みんなで情報を共有しておくと良いですね。

なお、消防庁の推奨する防災グッズは

出典 総務省消防庁

印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水

とされています。家族構成に合わせて調整するのとともに、内容の定期的な見直しも必須です。

水や非常食はもちろん、常備薬、絆創膏なども使用期限までに入れ替えが必要です。電池なども、すぐに使えるかチェックしておきたいですね。

災害はいつ起きるか分からない、だからこそ備えを。


どのような自然災害がいつ起きるのか、残念ながら予測することはできません。そして、いつ何が起きてもおかしくないのが自然災害。

自分自身と大切な家族を守るために、自宅の防災対策をしておくことが大切です。

大変な思いをした熊本地震からも4年が過ぎ、忙しい日常生活の中で少しずつ記憶も薄れてきているかもしれません。

物質面だけでなく心構えの面でも油断せず、しっかり備えておきたいですね!

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