
おうち作りで悩んでしまうの場所ランキングがあるのならば、確実に上位にくるのがキッチン。
機能性を求めるのか、それとも見た目のデザイン性に重きをおくのか。ここって大きな分かれ道です。
確かに作業をしていてテンションがあがるようなオシャレさはあこがれます。ただ毎日、しかも1日に何度もその場所に立つとなると、やはり見た目だけではいけません。
なぜならここで作って食べさせるものが、家族の健康を守るんです。
なんなら呼び方だって「キッチン」なんて言い方じゃ物足りない。家族の体を作る「作業場」と呼び変えてもいいほど重要。
そこで今回、単にオシャレ!というだけではなく、機能的に使える事例をご紹介します!
ダイニングとキッチンの境目をあえてあいまいに。
施工実例 エープラスハウス
ダイニングとキッチンの境目を、あえて曖昧にすることでより機能的、そして無駄のない動線が生まれます。
調理は半独立で集中。
ダイニングテーブルは水回りとドッキングさせることで、片付けや配膳の効率化につながりそうです。
LDKの真ん中に位置していますので、家族の雰囲気を感じながらも作業に集中できます。
アイランドキッチンよりも移動式作業台のほうが使える
施工実例 ゼスト
回遊式のアイランドキッチンも確かに憧れます。でも現実的に考えたら、キッチンやダイニング部分の広さを必要とするので、狭小などでは不向きです。
また作業効率を考えるのならば、移動ができる作業台を設置しておいたほうが使いやすいもの。
台所仕事以外でもつかえますし、マガジンラックなどもつけておけば収納としても活用できます。
多少のキズなんて気にしていられない
施工実例 ゼスト
キッチンにかかわらず、できる限り大事に使っていきたいものですよね。でも「傷をつけたくない」「汚したくない」という思いで、思いっきり使えないというのは本末転倒。
ガシガシ使っても、多少のキズが入ったとしても気にならないような素材を考えるとシンク一体型のステンレス天板が優秀。オプション品ではありますが、その分満足度は大きいはずです。
また大容量の食器棚は下の天板を長くしたことで、作業スペースとしても活用可能ですよ。
結果。シンプルイズベスト
施工実例 エッジスタイル
なんやかんや言っても、最終的に戻ってくるのは「シンプルであること」。
殺風景に感じるくらいが、自分自身の使い勝手にフィットしてくれます。天板を少し長めにしておけば、わざわざダイニングテーブルを購入せずとも、食事を頂けますし、調理工程中に「ちょっと置いておきたい」という、ちょい置きと場所としても使えます。
まとめ
機能的に使えるキッチン4選をご紹介しました。
まずはコンロなど調理をする場所を対面にするのか、壁付けにするのか、などの検討は必要ですが、最終的に考えたいのは使いやすさです。どんなにオシャレでも使いにくければ、どんどん物であふれてしまいます。
※調理場所に迷っているかたは、この記事を参照にされてください。
過ごす時間の大半がキッチンだという方も、そうでもない方も。しっかりと検討されてみてはいかがでしょうか。