住民と共に時を重ねた経年“優化”の在り方

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人間、年を重ねるとシミ、シワなどの表面的な変化がどうしたって出てくるものです。

建物だって同じです。

新築の時はどんな建物だって美しいもの。でも時がたてば、至る所に傷みが生じるものです。

しかしその傷みとしっかりと向き合い、お手入れをしていくことで、単なる傷みから味わいへと昇華されていくのではないでしょうか。

そこで今回、年を重ねるごとに経年“優化”をしていく建物たちを集めてみました。

1986年竣工 深みを増す無垢材とレンガのコントラスト

施工実例 三井ホーム

無垢材の床、そして設置された暖炉のレンガ。一朝一夕で仕上がられる深みではありません。年を重ねるごとに温かみを増していきます。

大晦日は暖炉でお孫さんたちがマシュマロを焼いているのだとか。こんな祖父母宅、理想です。

1995年竣工 機能性は永遠

施工実例 三井ホーム

施工されたのが1995年ですから、築23年経過した今でも古さを感じさせないキッチン。住宅の内装も流行り廃りは存在しますが、機能性を重視すればいつまでたっても使い勝手のいいキッチンであり続けられます。

1987年竣工 本物の素材が放つ風格

施工実例 三井ホーム

無垢材や木のサッシなど、確かにお手入れは大変です。しかしきちんと向き合えば必ずそれに見合う風格を出してくれるのです。

「家と共に家族も育つ」そんな当たり前の事を、改めて感じさせられるのではないでしょうか。

1988年竣工 和室は経年と共に凛とする

施工実例 三井ホーム

「凛とした空気」ってきっとこの部屋の事をさすんだな。と思わせてくれるほどの雰囲気です。通常30年経過した和室だと、少しおどろおどろしい感じがしますが、きちんと建物を愛して手入れをすれば、古さも味わいになってくるお手本です。

まとめ

いくら新築の際にいい素材を使っていても、まったくお手入れしなければ傷みは増していく一方です。

しかしキチンと向き合って手入れし、共に年齢を重ねていけば、少しのキズなども我が家の大事な記録。

新築にはマネできない重厚感そして温かみ。経年“劣化”にするのか“優化”にするのかはオーナー次第です。流行のデザインを追いかけるよりも、共に年齢を重ねるとどのような表情になるのか楽しみな家もあってもいいのではないでしょうか。

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