
昔からある土間ですが、ここ最近は昔ながらの土ではなく、コンクリートやモルタルなどで整備されている土間が主流になってきました。
「土間があるだけで、やたら洗練された部屋になる」って事で、最近は玄関だけではなく、リビングやキッチンなどにも土間を活用する人が多いものです。
しかし単なる見た目やデザイン性ばかりで、使いにくいのならばする意味がない。
という事で、ぶっちゃけ土間ってどうなのよ?問題に切り込んでみたいと思います。
自転車好きなら土間玄関がホント便利
土間玄関って無機質でかっこいい印象を与える一方、なんだか暗い…という印象を与えるのも事実。だったら逆手にとって、玄関の照明を間接照明にすればオトナ雰囲気な玄関の完成です。
また自転車のメンテナンスで、仮にオイルをこぼしてしまっても、土間なので水でザーッと流せば完了です。
光次第で土間玄関も明るく温かい空間に
土間玄関でも天井部分から採光すれば、明るい玄関へと変わります。冬場はどうしても土間からくる冷気が心配されますが、常に光を当てているので、冬場でも蓄熱層として活躍してくれるのだとか。
無垢材が主流の今だからこそ役立つキッチン土間
新築にしてもリノベにしても、昨今の主流は無垢材。裸足で歩いていて気持ちがいいものですが、なんせ傷や水分に弱い!そんな無垢材をキッチンでも採用すれば、あっという間に傷や水滴や油ハネで汚れてしまいます。
そこでキッチンの1部分だけを土間に。どんなに物を落としても傷がつきにくいものですし、もし水や油ハネがあったとしてもササっと拭けば変な跡が残る心配もありません。
ただ皿などを落とした時は想像以上に割れるので、そこだけは気を付けておきましょう。
土間リビングはセカンドハウスの方が使える
家族が自然と集まるリビングを土間にすると、やはり気になるのは冬場の底冷え。底冷えを解消するために薪ストーブが必須なんですが、薪ストーブは臭いも煙も出るので住宅が密集した地域では避けておいた方がベターなんです。
なので、土間リビング×薪ストーブを実現するのならば、セカンドハウスや別荘で機能させた方がより現実的です。
まとめ
どうせ土間空間を作るのならば後悔はしたくないもの。そのため土間にする事でのデメリット(冬場の底冷えや横転時のケガ)をしっかり念頭に置いておくことが重要になってきます。
土間はデメリットばかりではありませんから、家族にあった土間空間を作ればオシャレと機能性の両方を手に入れることができます。ぜひ参考に。